第32回科学のひろば

 

コース第20回 本ファンド 30万円 
団体名科学する心を育む会

年2回、本会が主催する「科学のひろば」の目的は、小中高生に実験や工作を通じて科学への興味関心を高め、「科学する心」を育成することです。そして特徴は、高校生が主体となって子どもたちに実験を指導するところにあります。
32回目となる今回は、会員や県立大学生の協力者など14名、高校生24名、募集に応じて秋田市や県外からも参加した用事、小中学生、保護者81名、計119名が16種類の実験を楽しみました。初めて受けたスギッチファンドの助成金で、試薬や材料費、ポスターや実験テキストの印刷代などを充分にまかなうことができました。

先生方と高校生が一緒に検討した実験・工作の一部を紹介します。
七宝焼きや電気を学ぼうシリーズ、空気砲などの定番、根強い人気のスライムを使ったアイディア工作は3Dプリンタで自作した部品を使用しています。
過飽和の原理や風船輪くぐりという話題になっているものなどブースをまわり実験をしますが、時には付き添いの親御さんの方が夢中になることも。
毎回欠かさず参加されているご家族、卒業後も関わりたいと希望している生徒、OBとして協力してくれる大学生が増え、地道な活動ですが少しずつ成果が出てきたように感じています。