「広く県民に、がんサロンを紹介する冊子を作りたい」

これまで県内のがん患者が集う「がんサロン」を紹介するものとしては、一部のサロンについて連絡先をまとめたものありましたが、まだサロンの存在を知らない方も多くサロンへの参加人数が少ないことが運営上の大きな悩みとなっていました。
そこでスギッチファンドに応募し採択されたことから、協議会に参加している団体のサロンだけでなく県内の24のサロンに1ページを自由に使っていただきこの冊子を作成しました。

ページごとにそれぞれのサロンの特色があり、写真の掲載やイラストを多用したデザインなど、温かみのある冊子に仕上がっています。この冊子を発行したことで県内外から問い合わせがあるなど、がん患者さんの心の支援・生活の支援・療養への支援に繋がっていいくのではないかと手ごたえを感じています。

　全部で5000部作成しましたので、県立図書館の「がん関係情報コーナー」には配布用100部がある他、拠点病院にも配布しています。今後は県内の公立図書館、市町村の担当者、保健所などに広く配布し活用をしていただく予定です。