乳がん患者さんのための手作り補正パット講習会

 

コース第19回 冠ファンド 10万円 
[がんと生きるファンド] ~秋田魁新報社からの資金提供~
団体名なないろこまち

 10月27日、色とりどりの布とクッション材を使って、楽しそうにおしゃべりをしながら針仕事は続いていました。
乳がん手術後のボディイメージの変化は、患者の心に与える影響がとても大きいということは、当事者でないとなかなか気づきません。

その当事者たちが手作りで補正パッドを作りたい、そしてそれを秋田県でも広めたいと、宮城県の「りんりんの会」から講師を招きました。

 当初は2人の予定が、5人の方が来秋、秋田のスタッフ4名と、病院等に置いたチラシを見て集まった一般参加者8名により、会場は温かい雰囲気に満ちた講習会となりました。

 「スギッチファンドの助成金がなければこうして講師を招くことはできませんでしたので、大変助かりました」と会のスタッフ。そして参加者は、「市や県から購入の補助金もありますが、自分に合うか合わないかわからないまま高額な市販品を買うこともためらわれたので、こうして手作りできるのはとても嬉しいです」と話します。

「なないろこまち」では参加者の手ごたえを感じ、こうした会を今後も開きたいと話してくださいました。